Z世代のトレンドは、「誰かが仕掛けて一気に広がるもの」から、
日常の中で共感され、SNSを通じてじわじわ浸透していくものへと変化しています。
特に20代女性のSNS投稿を見ていくと、
✔ 写真や動画を通して“直感的に伝わるか”
✔ 誰に見せるか、どこまで共有するか
✔ 共感・保存・リアクションにつながる体験か
といった視点が、トレンドの広がり方を左右していることが分かります!
本記事では、「SHIBUYA109 lab.の2026年トレンド予測」をベースに、20代女性のSNS投稿の特徴や反響を踏まえながら、SNSマーケター視点でで見えてきた注目トレンドをジャンル別に紹介します✨
【カフェ・グルメ部門】
「映え」の先にある、視覚的な“納得感”の追求
2025年は、SNSの情報過多により「失敗したくない」心理が加速。その結果、見た目だけでなく画面越しでも満足感が想像できる「おいしさの確定」が重要視されるようになりました!
- デカドリンク・ベーグル
「安くてたっぷり」「具だくさん」といった、一目で価値が伝わる情報量の多さが、2025年に引き続き保存数を伸ばす鍵に。このお得感や迫力がSNS上でリアクションにつながりやすい傾向があります。
- タコス・ポテト専門店・せいろ蒸し
共通点は「カスタム」と「ヘルシー」。
自分好みに選ぶプロセスそのものが投稿価値となり、2025年以降定着した20代女性の「丁寧な暮らし」志向とも重なって、2026年に向けた広がりが期待されます。
【モノ・コト部門】
“繋がり疲れ”が生んだ「アテンション・デトックス」の加速
2025年にピークに達したSNS疲れを背景に、2026年は「あえて注目を集めない」「デジタルから離れる」といった体験そのものが、新しい価値として受け取られるようになっています!
- 魔法少女界隈・お薬手帳界隈
共通点は「自分だけの世界観づくり」。2025年に広がったトレカデコ文化が、よりニッチで“実用性のあるアイテム”へ派生し、20代女性の投稿では、デコの細部を静止画で共有する形が主流に。クローズドなコミュニティ内での共感や話題づくりにつながりやすいコンテンツです。
- 自撮りモニター・スマホなし旅行・yope
「クローズド」と「オフライン感」が共通点。2025年以降強まっている「不特定多数に見られたくない」という心理変化を背景に、共有相手を選べる設計や、あえて投稿しない体験が支持されています。その流れを受け、各SNSアプリの新機能でも、身内感のあるコミュニケーションを前提とした仕様が増えているのが特徴です。
【ファッション・ビューティー部門】
Y2Kから「平成女児」へ。原体験への先鋭化
2025年まで続いたY2Kブームは、2026年に向けてより低年齢層の記憶に触れる「平成女児」テイストへと広がりを見せています。
単なるリバイバルではなく、“自分の原体験に近い世界観をどう切り取るか”が重視される流れです。
- 少女漫画コア・アイドル衣装コス・横向きネイル
共通点は、日常から少し離れた世界観を楽しむ「なりきり感」。
少女漫画コアやアイドル衣装コスでは、登場人物やアイドルになりきる体験そのものが投稿の魅力となり、横向きネイルでは、手元からキャラクターの世界観を表現する楽しさが支持されています。いずれもSNSで「かわいい世界観」や「自分らしい表現」を共有したい20代女性と親和性が高く、保存や共感コメントにつながりやすいのが特徴です。
- スノーファー・日本感性
どちらも、日常に溶け込みながらも雰囲気のある特別感が魅力。スノーファーはスニーカーの歩きやすさとローファーの上品さを兼ね備え、履くだけでコーデの完成度を上げてくれる存在です。日本感性はプリーツスカートやモノトーンを取り入れた、ガーリーで上品なファッションが特徴です。どちらもSNS投稿では「オシャレなのに真似しやすく参考になる」と共感されやすいという傾向にあります。

【アーティスト部門】
「共創」と「親近感」がファンを動かす
完成スターよりも、成長過程や日常が見えるアーティストが支持される時代です。
オーディション発、YouTuberプロデュース、Vtuberなど、活動形態も多様化し、SNSを通じた共感や反応が、ファンとの関係性を育てる起点になっています。
- SWEET STEADY・Pixel Ribbon、iVy・すぷれあ・だいにょじそう
成長や背景が見えることで「追いたくなる存在感」を持ちながら、日常に近い活動スタイルやSNS起点の距離感によって、気軽に追える存在としても支持されています。20代女性のSNS投稿では、ライブ映像やパフォーマンスの切り抜きが共有されることが多く、ショート動画の保存やクローズドな盛り上がりといった反応が中心です。ストーリーズやリールを通して、「応援したい」という共感がコメントとして現れやすいのも特徴です。
【ヒト部門】
“憧れ”よりも「感情移入できる存在」へのシフト
2026年に向けて、20代女性が注目するのは「完成された有名人」よりも、「感情を重ねられる存在」。日常の延長にいるような距離感や、人柄・関係性が伝わる発信が支持され、SNS上では“推し”というよりも“共感できる人”として語られるケースが増えています。
- 2nds-セカンズ・みつごのたまご
共通点は「日常をそのまま共有できる関係性」。食事や街ブラ、何気ない会話など、作り込みすぎないコンテンツが20代女性の等身大の日常と重なりやすい存在です。拡散よりも、ファッションや写真の撮り方を真似する投稿や、スクショ+一言コメントのストーリーズ共有が多く見られ、「この雰囲気好き」「真似したい」といった保存・共感反応が中心です。
- はやとともかちゃん。・ミルと365日
「癒し」と「理想」を感じさせる日常感があり、カップルの掛け合いや丁寧なお菓子作り、忙しい中でも楽しそうな暮らしぶりが、20代女性の憧れと安心感を同時に満たしています。SNSでは視聴完結型のリール・ショート動画消費が多く、コメント欄では感情ベースの反応が集まりやすいのが特徴です。
- よんう
共通点は「応援したくなる変化と物語性」。姉弟という関係性や活動スタイルの変化が、視聴者の感情移入を生みやすく、20代女性のSNSでは過去動画の振り返りや、節目に対するコメント投稿が増える傾向にあります。拡散よりも“静かに見守る”スタンスが強く、ストーリーズでの共有やいいね中心の反応が目立ちます。
【キャラクター部門】
「加工」から「リミックス・自動化」へ
2025年は「いかに楽にお洒落を作るか」が重視されましたが、2026年はSNS側が提供するAIツールや自動生成機能の使いこなしが差をつけます。
- コラショ・ケロロ軍曹
「平成リバイバル×ミーム性」で懐かしさとネタ感のある存在として、20代女性のSNSではスクショや一言コメント付きの投稿が多く見られます。ストーリーズやリポストで気軽に共有されやすく、「分かる」「懐かしい」といった共感リアクションが集まりやすいのが特徴です。
- ふわきゅん・じょせまる・mojojojo
白ベースの見た目や、力の抜けた設定が日常投稿と相性がよく、写真1枚・短い動画でも世界観が伝わります。保存や拡散よりも、ストーリーズでの反応や身内的なやり取りを通じて、じわじわと広がっていくタイプの人気が特徴です。

まとめ
2026年のZ世代トレンドから見えてきたのは、「目立つための流行」ではなく、
自分の好きや心地よさを、誰に・どう共有するかを大切にする価値観です。
特に20代女性のSNSでは、保存されるか、ストーリーズで共感されるか、身内的なリアクションが返ってくるかといった反響が、トレンド定着の指標になっています。
日常の延長にある体験や、世界観への没入、あえて見せすぎない選択が、共感をきっかけにじわじわと広がり、新しいヒットを生み出しています。
ミンツプランニングでは、こうした20代女性のSNS行動や反応の変化を丁寧に読み取り、投稿のされ方から、広がり方までを見据えたSNS・コンテンツ施策へ落とし込むことを大切にしています!
自然に共感されて広がる仕掛けをつくることが、2026年以降のマーケティングやブランドづくりの重要なヒントになりそうです💭
※本記事は、「SHIBUYA109 lab. 2026年トレンド予測」の内容を引用しつつ、SNSマーケター視点での考察を加えて構成しています。
出典:「SHIBUYA109 lab. 2026年トレンド予測」