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2024.09.30

【SNS最新情報】インスタ、10代利用を制限!未成年を守る新機能「ティーンアカウント」とは?

2024年9月17日Metaは、Instagramにおける未成年のユーザーが保護者の見守りのもとサービスを利用できるよう、「ティーンアカウント」という新機能を発表しました。

今や子どもまでが利用するようになったSNSですが、誰とでも簡単に連絡が取れたりセンシティブな情報が目に入ってしまうなど、子どもへの悪影響も多く保護者として不安要素の多いサービスだと言えます。

この記事では、未成年のユーザーを守る新機能「ティーンアカウント」について詳しくご紹介します。

ティーンアカウントとは

ティーンアカウントとは、未成年のユーザーが安全にInstagramを利用できるようにするもので、子どものSNS利用に対しての保護者の懸念に応える機能となっています。

13歳から17歳の利用者(未成年ユーザー)は自動的にティーンアカウントに設定され、16歳未満の利用者が設定を変更する場合は保護者の許可が必要になります。

■非公開アカウント

アカウントはデフォルトで非公開の設定となり、新しいフォロワーからのフォローリクエストを都度承認する必要があります。

■メッセージの制限

自身がフォローしている、あるいは既に繋がっている相手からのメッセージしか受け取ることができません。

■不適切なコンテンツの制限

不適切なコンテンツをコントロール」の設定で自動的に最も制限度の高いオプションが適用され、未成年にとって不適切なコンテンツが制限されます。

■やりとりの制限

フォローしているアカウントだけが、未成年のユーザーをタグ付け・メンションできるようになります。また、「非表示ワード」を自動的に適用し、コメントやDMに含まれる攻撃的なワードがフィルタリングされるようになります。

■利用時間のリマインダー

1日あたりの利用時間が60分を超えると、アプリを閉じるように通知が届きます。

■スリープモード

午後10時から午前7時まではスリープモードが適用され、通知がミュートになりDMには自動返信メッセージが送信されます。

制限の緩和を保護者にリクエストする方法

未成年ユーザーが制限の設定を変更するには保護者の承認が必要になり、そのためにはInstagramのペアレンタルコントロールを設定する必要があります。

16歳以上であっても保護者が制限をかけたい場合はペアレンタルコントロールをオンにすることで、子どもの年齢に関係なく設定を変更する際に保護者の承認が必要になります。

ペアレンタルコントロールを設定することで、保護者は子どもからの設定変更リクエストを承認・拒否したり、子ども自身が設定を管理できるように許可したりすることが可能です。

保護者のアカウント管理について

ペアレンタルコントロールの機能を利用して、保護者は更に制限を加える事も可能です。

■会話の相手を把握する

保護者はメッセージの内容を読むことはできませんが、過去7日間で誰とメッセージのやり取りを行ったかを確認することができます。

■1日の利用時間を制限

1日あたりのInstagramの利用時間を保護者が決めることができ、設定した時間に達すると未成年ユーザーはアプリにアクセスすることができなくなります。

■特定の時間帯の利用を制限

夜間や特定の時間帯にInstagramを利用できないよう制限することができます。

未成年ユーザーのための新機能

未成年ユーザーのためだけにお気に入りのトピックを選ぶことで、興味関心の高いコンテンツが表示されるようになる機能が開発されました。

発見タブやおすすめコンテンツから、自分の「好き」を発見することができるポジティブな機能となっています。

この機能は、ペアレンタルコントロールの機能を利用することで未成年ユーザーが選んだお気に入りトピックを保護者も確認することができます。

 

ティーンアカウントの導入にあたって

未成年の利用者が年齢を偽る可能性があることから、成人(18歳以上)の生年月日で新しいアカウントを作成しようとした場合、年齢確認を求めるようになります。

また、成人の生年月日で登録されていても未成年の利用者に属すると思われるアカウントを見つける技術も開発中です。この技術が実現すれば年齢を偽っている利用者にもティーンアカウントの設定を適用できるようになり、来年アメリカにてテストが開始される予定です。

導入時期について

日本ではまだ導入がされておらず、来年1月より、ティーンアカウントが利用できるようになります。

既に、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアでは9月17日から60日以内に提供が開始されており、9月17日以降、新たにInstagramに登録する13歳から17歳の利用者にはティーンアカウントが適用されています。

該当する年齢で既にInstagramを使っている利用者にはティーンアカウントに移行することが通知され、年内にはEU域内も対応する予定です。

おわりに

昨今SNSが絡んだ事件なども増えてきている中で、このような未成年を守る取り組みが広まっていくことで利用者皆が快適に楽しく使用できるサービスになりそうですね✨

また、現在多くの企業がビジネスとしてInstagramを使用していますが、初期設定の誕生日を未成年に設定していると制限がかかってしまう可能性があります。

新しく企業アカウントを作成する際は20歳以上になるように設定するなど注意が必要です!

Rino
大学3年生の時に学生インターンとして参加したのち、正式に参画。 現在はセールス部署のインサイドセールスとして新規顧客開拓をメインに行う他、クライアント様のフロント対応・SNSプロモーション企画の立案や新人教育にも携わっている。