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Instagramユーザーの皆さん、最近「投稿一覧の見た目がなんだか変わった?」と感じたことはありませんか?実は2024年8月から、一部のユーザーで フィード投稿の比率 が「1:1(正方形)」から「3:4(縦長)」に変更されるテストが始まりました!
この記事では、
なぜ縦長に変更されたのか?
縦長で投稿するメリットとは?
気をつけたいポイント
をわかりやすく解説します!これを読めば、最新トレンドを押さえて効果的な投稿ができるようになりますよ✨
目次
これまでInstagramのフィード投稿といえば「1:1(正方形)」が定番でした。しかし、縦長の「3:4」比率 に移行することで、プロフィールページの見た目や使い勝手が大きく変わっています。
なぜこの変更が行われたのか?
スマホ画面での視認性アップ:縦長の画像は、スクロール中により大きく表示され、写真の細部や文字が一目でわかる!
写真文化の変化:多くのユーザーが「縦長写真」で撮影する傾向があり、これに合わせた最適化。
今回の投稿比率の変更により、スマートフォンでInstagramのプロフィールを開いた際のファーストビューで各コンテンツがより大きく表示されるため、投稿の細かい文字が一目でわかりやすくなり、被写体のいる投稿では、人物の表情まではっきりと見えるようになりました✨
しかし、なぜフィード投稿が縦長が変わったのでしょうか?
ここからは、Instagramのフィード投稿比率が変わった背景について、InstagramをはじめとしたSNSマーケティングを行っている弊社独自のマーケター視点で考察させていただきます✨
投稿比率が変わった背景として、以下の2つが大きく影響していると考えられます。
最近のインフルエンサーが投稿した写真を見ると、「1:1(正方形)」ではなく、「4:5(縦長)」の比率で投稿された写真が多く見られます。
<縦長投稿する人が増えた理由>
基本的に「1:1(正方形)」の比率で撮影できるデバイスはスマートフォンの写真機能やアプリで比率を「1:1(正方形)」に変更しなければならず、毎回設定するのは手間がかかります。
その上、Instagramのメインユーザー層が日常的に使用するカメラ(一眼・フィルム・デジカメ等)やプリクラなどの基本的な設定は縦長比率のものがほとんどです。
「1:1(正方形)」よりも「4:5(縦長)」の方がパッと見た時に写真が大きく表示されるため、視覚的に自身のスタイルやファッションをより魅力的に見せることができます。
このことにより、「4:5(縦長)」の比率で写真を投稿するインフルエンサーが増えているというSNSトレンドに合わせて、フィード投稿比率が変わったといえます。
こちらは、以前のフィード投稿比率(1:1)と、今回変更になった比率(3:4)の視覚的な変化の比較です。
縦長サイズで写真を投稿した場合、表示形式が「1:1(正方形)」だと左の投稿のように上下の空間が大幅に削られてしまい、ユーザーがプロフィールを見た際に伝えることのできる情報や魅力が半減してしまいます。
しかし、今回新しくアップデートされた投稿比率では、写真が「3:4(縦長)」になっているため、右の投稿のようにより写真そのものを大きく表示することができ、インフルエンサーのスタイルや周囲の環境などがわかりやすくなることで、ユーザーの目に留まりやすくなっています✨
比率が変わった背景としてもう一つ考えられることは、Instagramで急成長中の「リール動画」。リールは縦型動画で、表示比率が「9:16(縦長)」のため、このトレンドに合わせて、フィード投稿の縦長化が進んでいると考えられます。
また、リール動画は、フォロワー外のユーザーにリーチしやすいアルゴリズムになっているため、フォロワーの大小に関わらずバズを生み出しやすく、より多くの方の目に留まる機会を得ることができます。
スマートフォンでリール動画を見ていると、画面をその投稿1つで独占でき、静止画よりもユーザーの目に留まりやすくなるため、より細かいニュアンスも伝えることが可能です。
プロフィールのリールページでは、左の画像のように「9:16(縦長)」の比率でリール動画のカバーが一覧で表示されています。
リール動画はフィード投稿と一緒に投稿一覧にも表示することが可能ですが、投稿一覧が従来の「1:1(正方形)」の比率だと、右上の画像のようにカバーの約半分ほど上下が削られてしまいます。
しかし、「3:4(縦長)」の投稿比率だと、リールで伝えたいキャンプの魅力部分がしっかりと映り込み、投稿一覧の雰囲気を崩すことなくリール動画の魅力を見せることができています!
このように、今回の投稿比率の変更によって、フィード投稿・リール投稿ともにユーザーに向けて最大限の良さを伝えられるようになったと感じます✨
リールと縦長投稿の相性抜群!
フィード投稿の「3:4」比率だと、リール動画のサムネイルも自然に収まる。
プロフィールが統一感のあるビジュアルに!
Instagramはビジュアル訴求を得意とし、視覚的にコンテンツを見せるSNS媒体とも言われております。
投稿の雰囲気が全体的に整っていることがSNSアカウントの世界観作りには重要な鍵となっていますが、投稿比率が「3:4(縦長)」に変化することにより、投稿スタイルに大きな影響が出てしまうインフルエンサーも多く存在しています。
こちらは、美容商品をメインにレビューやランキングなどの情報発信をしているインフルエンサー2名の投稿一覧です。
左の方は、両サイドに文字入れをした投稿スタイルが特徴ですが、投稿の表示比率が「3:4(縦長)」だと投稿画像の文字が見えづらくなり、ユーザーが投稿を見た際に、インパクトを感じさせる魅力の部分が伝わりにくくなってしまっています。
また、右の方は、余白を活用してこれまで主流だった「1:1(正方形)」に合わせた投稿をしていますが、投稿の表示比率が「3:4(縦長)」だと合わせていた枠のラインが大幅にずれ、これまで綺麗に統一していた投稿の印象が変わってしまっています。
このように、ユーザーによっては投稿比率が「3:4(縦長)」になることで、問題が出てしまい、新規ユーザーの流入に悪影響が生じてしまう可能性が考えられるため、公式より正式に投稿比率変更の発表があった際は、SNSトレンドに合わせて投稿スタイルを柔軟に工夫する必要があります。
「3:4(縦長)」投稿に変えると、こんなメリットが!
縦長投稿において気をつけたいポイントはこちら!
世界観の統一感と自分らしさを出すためにも、ぜひ押さえておきましょう🌟
テキストやデザインの配置:「3:4」に対応するように文字や余白のバランスを調整!
既存の投稿スタイルの見直し:従来の「1:1」スタイルの投稿が、プロフィール一覧でバランスを崩さないよう工夫
今回は、一部ユーザーのみアップデートされたInstagramの投稿比率について解説させていただきましたが、いかがでしたか?✨
Instagramのユーザーにとってもメリット・デメリットなど様々な意見があり、現在は試験的に一部ユーザーのみに反映されているようです。
現時点ではまだ公式から新しい仕様についての発表はないので、今後公式からの発表に目が離せませんね!🔍