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2024.09.06

【SNS最新情報】Instagramフィード投稿比率が「1:1(正方形)」から「3:4(縦長)」へ変更!?

 

これまでのInstagramでは、プロフィールの投稿一覧で表示されるフィード投稿の比率は、「1:1(正方形)」が基本でした。
しかし、その投稿比率が、近年のSNSトレンドによって変わりつつあります。

2024年8月中旬移行、これまで主流だった「1:1(正方形)」ではなく、「3:4(縦長)」の画像サイズで投稿しているインフルエンサーやユーザーが続出しています。

今回は、この新しくアップデートされたInstagramの投稿比率と、アップデートに至ったSNSトレンドの背景について、わかりやすく解説させていただきます。

「1:1(正方形)」から「3:4(縦長)」に比率が変化!?

現在はまだ一部のユーザーにしか反映されていないようですが、プロフィールの投稿表示形式が、従来のフィード投稿比率の基本であった「1:1(正方形)」から「3:4(縦長)」に変更されています。

@girlscreativeteam

今回の投稿比率の変更により、スマートフォンでInstagramのプロフィールを開いた際のファーストビューで各コンテンツがより大きく表示されるため、投稿の細かい文字が一目でわかりやすくなり、被写体のいる投稿では、人物の表情まではっきりと見えるようになりました✨

では、なぜフィード投稿の表示比率が変わったのでしょうか?

投稿比率が変わった背景

ここからは、Instagramのフィード投稿比率が変わった背景について、InstagramをはじめとしたSNSマーケティングを行っている弊社独自のマーケター視点で考察させていただきます✨

投稿比率が変わった背景として、以下の2つが大きく影響していると考えられます。

①人々の写真の撮り方や投稿の傾向が変化

最近のインフルエンサーが投稿した写真を見ると、「1:1(正方形)」ではなく、「4:5(縦長)」の比率で投稿された写真が多く見られます。

<やや縦長比率で投稿する人が増えた理由>
基本的に「1:1(正方形)」の比率で撮影できるデバイスはスマートフォンの写真機能やアプリで比率を「1:1(正方形)」に変更しなければならず、毎回設定するのは手間がかかります。
その上、Instagramのメインユーザー層が日常的に使用するカメラ(一眼・フィルム・デジカメ等)やプリクラなどの基本的な設定は縦長比率のものがほとんどです。

「1:1(正方形)」よりも「4:5(縦長)」の方がパッと見た時に写真が大きく表示されるため、視覚的に自身のスタイルやファッションをより魅力的に見せることができます。

このことにより、「4:5(縦長)」の比率で写真を投稿するインフルエンサーが増えているというSNSトレンドに合わせて、フィード投稿比率が変わったといえます。

こちらは、以前のフィード投稿比率(1:1)と、今回変更になった比率(3:4)の視覚的な変化の比較です。

縦長サイズで写真を投稿した場合、表示形式が「1:1(正方形)」だと左の投稿のように上下の空間が大幅に削られてしまい、ユーザーがプロフィールを見た際に伝えることのできる情報や魅力が半減してしまいます。

しかし、今回新しくアップデートされた投稿比率では、写真が「3:4(縦長)」になっているため、右の投稿のようにより写真そのものを大きく表示することができ、インフルエンサーのスタイルや周囲の環境などがわかりやすくなることで、ユーザーの目に留まりやすくなっています✨

リール機能(縦長動画)の需要が向上

比率が変わった背景としてもう一つ考えられることは、急激に需要が高まっている縦型動画であるリール機能の導入によるものです。

リール機能とは、Instagramで最大90秒のショート動画を投稿したり視聴したりできる機能です。

フォロワー外のユーザーにリーチしやすいアルゴリズムになっているため、フォロワーの大小に関わらずバズを生み出しやすく、より多くの方の目に留まる機会を得ることができます。また、スマートフォンでリール動画を見ていると、画面をその投稿1つで独占でき、静止画よりもユーザーの目に留まりやすくなるため、より細かいニュアンスも伝えることが可能です。

プロフィールのリールページでは、左の画像のように「9:16(縦長)」の比率でリール動画のカバーが一覧で表示されています。

リール動画はフィード投稿と一緒に投稿一覧にも表示することが可能ですが、投稿一覧が従来の「1:1(正方形)」の比率だと、右上の画像のようにカバーの約半分ほど上下が削られてしまいます。

しかし、「3:4(縦長)」の投稿比率だと、リールで伝えたいキャンプの魅力部分がしっかりと映り込み、投稿一覧の雰囲気を崩すことなくリール動画の魅力を見せることができています!

このように、今回の投稿比率の変更によって、フィード投稿・リール投稿ともにユーザーに向けて最大限の良さを伝えられるようになったと感じます✨

投稿比率が変わったことによる影響

Instagramはビジュアル訴求を得意とし、視覚的にコンテンツを見せるSNS媒体とも言われております。

投稿の雰囲気が全体的に整っていることがSNSアカウントの世界観作りには重要な鍵となっていますが、投稿比率「3:4(縦長)」に変化することにより、投稿スタイルに大きな影響が出てしまうインフルエンサーも多く存在しています。

こちらは、美容商品をメインにレビューやランキングなどの情報発信をしているインフルエンサー2名の投稿一覧です。

左の方は、両サイドに文字入れをした投稿スタイルが特徴ですが、投稿の表示比率が「3:4(縦長)」だと投稿画像の文字が見えづらくなり、ユーザーが投稿を見た際に、インパクトを感じさせる魅力の部分が伝わりにくくなってしまっています。

また、右の方は、余白を活用してこれまで主流だった「1:1(正方形)」に合わせた投稿をしていますが、投稿の表示比率が「3:4(縦長)」だと合わせていた枠のラインが大幅にずれ、これまで綺麗に統一していた投稿の印象が変わってしまっています。

このように、ユーザーによっては投稿比率が「3:4(縦長)」になることで、問題が出てしまい、新規ユーザーの流入に悪影響が生じてしまう可能性が考えられるため、公式より正式に投稿比率変更の発表があった際は、SNSトレンドに合わせて投稿スタイルを柔軟に工夫する必要があります。

まとめ

今回は、一部ユーザーのみアップデートされたInstagramの投稿比率について解説させていただきましたが、いかがでしたか?✨

Instagramのユーザーにとってもメリット・デメリットなど様々な意見があり、現在は試験的に一部ユーザーのみに反映されているようです。

現時点ではまだ公式から新しい仕様についての発表はないので、今後公式からの発表に目が離せませんね!🔍

Hina
保育専攻からSNS好きという強みを生かして、ミンツプランニングにインターンとして参加し、その後4か月間のインターンを経て、正式に参画。現在は、セールス部署のインサイドセールスとして活躍中。