PR Planner - Hina
TikTokは、世界で月間10億人以上が利用するショートムービープラットフォームです。
日本でも利用者の層は広がり続けており、規模の大小に関わらず多くの企業や自治体などでもマーケティングツールとして活用されています。
前回のコラムでは、TikTokが日本へもたらす経済的・社会的効果を総合的に分析するレポート「TikTok Socio-Economic Impact Report 2024〜日本における経済的・社会的影響〜」を公開したことをご紹介いたしました。
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今回は、TikTokにおける運用成功事例を様々なジャンルでご紹介いたします✨
1. 料理クリエイター
キムチの家＠佐渡ヶ島：@kimuti.house.jp.ne.co
佐渡島にある「キムチの家」のTikTokアカウントは、母親が作ったキムチを全国の人に食べてもらいたいという息子の想いから開設されました。
アカウント開設されて初めての投稿から再生回数が伸び続けた結果、オンラインで販売していた商品の売り切れが続出しました。
コンテンツの内容としては、パイナップルキムチやイチゴキムチ、パクチーキムチなど、店頭では見かけないような独創的でインパクトのあるオリジナルキムチをお母さんに頼んで作ってもらうというシリーズ動画です。
動画を見たTikTokユーザーは、「美味しそう！」「イチゴ好きだから食べてみたい！」と斬新なオリジナルキムチに興味を持つユーザーが続出し、「◯◯キムチはどうだろう？」というようなリクエストをするコメントで盛り上がっており、SNSでの爆発的な話題性につながったと考えられます。
TikTokでバズった結果、キムチの売上はTikTokを始める前に比べて100倍になり、生産が追い付かず、現在は数量や販売時間を決めた販売会を行っているようです。
TikTokでは珍しいコンテンツがバズる特性を活かした、素晴らしいマーケティング手法ですね！
@kimuti.house.jp.ne.co @10_seitaに返信 酢豚のパイナップルいける人🍍 #キムチ #キムチの家 #佐渡 ♬ Big band, swing pop track ♪(1021109) – Ninja_Muzik_Tokyo
2. 航空会社
ANA🇯🇵✈️：@ana_allnipponairways
全日本空輸（ANA）のTikTokアカウントは、新型コロナウイルス感染拡大により利用者が減少した時期をきっかけに、顧客との継続的なコミュニケーションを図るため、そして将来の顧客にANAを知ってもらうためにTikTokのアカウント運用を開始しました。
白濱亜嵐やコムドットやまとなど、様々な人気タレントやインフルエンサーを起用し、流行りの楽曲を使用したコンテンツの発信をしています。
その結果、幅広いTikTokユーザーからの注目を集め、採用活動の現場では学生に「TikTokを見ています」と言われることが多く、狙い通りのターゲット層に情報が届いていることを実感しているといいます。
タレントやインフルエンサーによってもファンの年齢層が異なるため、情報を届けたいと考えている世代と親和性のあるインフルエンサーを起用することがとても重要であるとわかるような事例です✨
@ana_allnipponairways 🫣💓💓 #ana #allnipponaiwways #pilot #白濱亜嵐 #alanshirahama #exile #generations #pkcz @PKCZ @GENERATIONS_official ♬ original sound – Hulio
3. 広島県
【公式】広島県：@hiroshima_pref
広島県の公式TikTokアカウントは、クリエイターを起用して観光情報の紹介や成年年齢の引き下げに伴う消費者トラブルに関する注意喚起等を発信しています。さらに、８月６日の平和記念式典ではTikTok LIVEで配信を行い、毎年４万人以上の視聴者に平和記念式典の様子を届けています。
日本の文化に触れる機会が減少する中、SNSの活用は今後、若者に歴史を受け継いでいく重要な手段となるでしょう。
@hiroshima_pref 【平和記念式典ライブ配信】8月6日令和4年 #平和記念式典 をTikTokでライブ配信します。7時55分から配信を開始します。広島から世界に#平和 のメッセージをお届けします。平和に想いを馳せる1日になりますように。#peace #cranesforourfuture #平和な世界 ♬ Peace, peace, peace, peace of mind, piano solo – zomap
4. 広告配信
ぽるぽるちゃん🦖🍡：@poruporuchan
TikTokで商品の認知拡大をしていく上では、他のSNS同様インフルエンサーによるタイアップ動画も効果的です。
花王では、家事の合間にTikTokを視聴する主婦が増えていることに着眼し、ターゲット層となる主婦層のファンが多いファミリーインフルエンサーを起用し動画を制作しています。
こちらの動画では、ファミリーインフルエンサーアカウント「ぽるぽるちゃん」を起用し、大手消費財化学メーカー「花王」の洗濯用洗剤アタックZEROをPRしています。
「お手伝い娘 〜お洗濯編〜」として、洗濯のお手伝いをするという自然な流れで広告感をなるべく抑え、「◯◯編」とシリーズの中に入れ込むことで普段の動画に溶け込む形になっています。
その結果、動画の再生回数が７５０万回再生を達成しています✨
@poruporuchan アタックZERO使ってみた😊1プッシュ5gだから抱っこしながらでも簡単🙆🏻♂️ #pr ♬ Funny Whistling Train – Veaceslav Draganov ( Draganov89 )
5. 会社紹介
近年、会社の紹介としてTikTok運用をしている企業も増えています。
内容としては、オフィス・事業内容の紹介や従業員の紹介等様々で、特にユーモア溢れる動画は多く視聴されています。
また、就活サイトよりも実際の会社の雰囲気がわかることから、就活生の企業選びにも活用されています。
TikTokはフォロワーが少ない状態でもユーザーのリーチを獲得しやすいアルゴリズムになっており、企業の認知拡大をする上で気軽に始められるため、利用する企業が増加傾向にあります！
まとめ
TikTokが日本へもたらす経済的・社会的効果の詳細が調査によって明らかになり、今後のTikTokの重要性や影響力が明確になりました。
正しくTikTokを運用し、企業やブランドの認知度向上や話題性に繋げていきましょう！！
弊社では、TikTokの運用代行やコンサルティング事業を行なっています。
ご興味のある方は是非一度ご相談ください！
