PR Planner - Hina
先日は弊社が主催したSNS運用のセミナーで40社以上の企業様にご参加をいただき、ありがたいことに9割以上のご参加者の皆様にご満足いただくことができました。
今回は、前回のセミナーではお伝えしきれなかった「企業SNSアカウントの運用ポイント」を3つに絞ってご紹介します。
・社内でSNS運用を担当しているけど、正直何をしたらいいのかわからない
・Instagram、TikTok、Xって色々あるけど、どのSNS媒体から始めらたいいのかわからない・・・
・SNSアカウントを運用中だけどフォロワーが伸び悩んでる
そんな方に是非読んでいただきたいです。
SNS運用の目的を明確に定める
まず最初のステップは、SNS運用の目的を明確にし、最も重要となるKGIとKPIを設定することです。
実は意外と、ここが定まらないままアカウントをとにかく作って運用をスタートしてしまう企業様が多い印象を受けます。
というのも、
『SNSでバズる=商品が売れる、集客ができる』
という考え方から、「トライアンドエラーを繰り返すうちに1本でも当たれば・・・!」と、闇雲にコンテンツを作っている企業様も多いと思います。
もちろん、あながち間違いではないのですが、最終的なゴールが定まらないままSNS運用を始めてしまうと、以下のような落とし穴につながりかねません。
・運用の成果をどのように評価すべきかがわからない・・・
・ターゲットと方向性を定めていなかったから意図しないフォロワーが集まり、”中身のないアカウント”が出来上がってしまった
目的やターゲットによって適したSNS媒体は大きく異なるため、まずは運用目的を明確にして方向性を定めましょう。
運用目的の具体例
・商品、サービスの認知を広げたい
・ブランディングを確立させて競合と差別化を図りたい
・洗練された企業イメージにリブランディングしたい
・とにかくCV(売上)を獲得したい
・会社の採用人数を増やしたい
その次に、下記の一例のように、 「KGI(重要目標達成指標)」と「KPI(重要業績評価指標)」を明確にすることが大切です。
KGI:昨年対比で売上10%増(SNS経由で獲得)
KPI:SNSアカウントの訪問数を500件 / 月獲得する
各SNSの特性を理解し、商品・サービスに適したSNSを選ぶ
「自分たちのブランド・商品・サービスなら、どのSNSを使うべき?」
こちらもたくさんご相談を受ける内容です。
特に昨今は、縦型のショート動画が主要なSNSを網羅しています。
このことにより、「とにかく動画を撮影して投稿するだけなら、どのSNS媒体を使ってもも同じ!」とお考えの方も多くいるのですが・・・
結論をお伝えすると、
SNS媒体毎にアルゴリズムが異なる=SNSのプラットフォームに合わせて見せ方や戦略を変える必要があります!
弊社が得意とするInstagramとTikTokだけでもかなり立ち位置が違うことがわかると思います。
▼ 縦長ショート動画を持つSNSプラットフォームのポジショニングマップ
▼ InstagramとTikTokコンテンツのスタイルとトーンの違いと特徴
とはいえ、SNSで情報収集することが当たり前になっているZ世代にとっては必然的にタッチポイントが増えるため、運用しているアカウントの種類が多いほど企業に対しての興味関心、好感が沸くのは言うまでもありません。
SNSアカウントを1つも保有していない企業様であれば、まずはテキストベースの情報発信で手軽にスタートできて参入障壁の低い「X」から始めてみても良いと思いますが、本格的に企業・ブランド・商品・サービスなどの認知度を取っていくなら、フォロワーがゼロでも投稿した動画が他のSNS媒体に比べてバズる可能性が高い「TikTok」がおすすめです!
社内の人的リソースの確認 or 運用代行会社の選定
さて、SNS運用の目的と活用するSNS媒体が明確になってきたところで、SNS運用に必要なリソースを確認していきましょう。
「コンテンツを作って投稿するだけ」と考えると簡単に聞こえますが、SNSアカウントを運用するということはこれだけの工数がかかってきます。
SNS運用におけるタスクの具体例
・SNSアカウントの設計、構築
・企画立案
・ラフ案や台本、絵コンテの作成
・撮影
・編集
・投稿スケジュール管理
・数値分析
この中で特に重要なのが「アカウント設計」と「数値分析」です。
たくさんのSNSの情報やノウハウが発信されている今、少し調べればアカウントの設計方法やKGI設計までの一連の初期設計フローが多々公開されているのも事実ですが、ブランドの強みやサービスの特徴を惜しみなく活かすには、トレンド性の高いSNSに関する深い知見と実績をベースに設計することが一番の成功への近道と言えます。
初期設計こそ難しいものの、反対に初期設計さえ間違えなければ、波に乗りやすいのもSNSの特徴です。
そして、一度運用がスタートしたらアカウントを伸ばしていくためには、各投稿の定期的な振り返りがマストです。
TikTokなら、「視聴維持率」「再生回数」「離脱されたのは何秒目?」
Xなら、「インプレッション数」
など、SNS毎に分析すべき数値が異なるのです。
企業ブランディングにも大いに寄与する重要な企業のアカウント運用、これらの業務を担当者が全て一人でこなすのはなかなか結果に結びつきにくいのも事実です。
本格的にSNSだけで売上に繋げていくには、
①社内でSNS運用の担当者・チームを作り内製化する
②SNS運用を代行できる会社に依頼する
がおすすめです。
SNS運用代行会社に依頼する場合は、以下をポイントに置いて選ぶといいと思います!
・自社ブランド商品との親和性
・参入予定のプラットフォームの運用実績があること
▼ ミンツプランニングの企業アカウント運用代行の流れ
まとめ
いかがでしたか?
100%女性で構成された弊社のクリエティブチームは、特に女性をターゲットにしたマーケティングにおいて女性独自のきめ細やかな視点での企画立案を特に得意としております♪
ぜひお気軽にご相談くださいね!