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Mint'z Planning Official
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2018.03.10

インフルエンサーの本質と国内マーケット規模と効果

こんにちは、勝永です。

今日はミンツプランニングの主力事業となっているインフルエンサーマーケティングについて書きたいと思います。

 

記事構成はこのような感じになっています。

①インフルエンサーの本質
②インスタグラムの国内マーケット規模
③インフルエンサーのマーケティング効果

 

自分の好きを自分の好きなタイミングで自分を好きな人達へ

「インフルエンサーマーケティングってどれくらい効果があるのか」 日々様々な企業がこの疑問を持ち、日々様々な企業が効果を可視化するツールを作っている昨今ですが 、インフルエンサーと呼ばれる人達はどういう思考で何を求めてどんな理想を描いているのかを改めて考え直す事で インフルエンサーマーケティングの真の価値を見直す事ができるんじゃないかと考えます。

そもそもインフルエンサーは特定の分野に対して影響力の大きな人を指す言葉なので、 インフルエンサーによって影響を与える範囲が全く異なるものとなります。

個人が特化した分野の”好き”に共感や憧れを持つ人たちがたくさんいて成り立っている存在です。

 

 

なので、特化した分野から掛け離れた情報を発信してしまうと、共感や憧れを持つ人たちの興味関心を得る事ができないだけでは無く、フォローするのをやめてしまう事にも繋がっていきます。

これをしっかり理解しているインフルエンサーの人は、こちらが誤ったプロモーションの依頼をした時は「◯◯な投稿はできない」としっかり答えてきます。

さらに自己分析をしっかりされているインフルエンサーの方は投稿内容の逆提案もしてきたりします。

この逆提案内容を聞いた時、僕自身「確かに、この内容の方がよりプロモーションに効果が出そうだ」と関心した事もありました。

そうやってインフルエンサーの生の声の蓄積がミンツプランニングの強みになっています。

様々なツールが出ている昨今では機械的に解決しがちですが、インフルエンサーとまたそのフォロワーは人間です。 定量的な部分だけじゃなく、定性的な部分も大きく左右されるのがインフルエンサーマーケティングではないでしょうか。

 

 

インフルエンサーとして活躍されている人に共通する点は、自分にはどんなフォロワーがいるかインフルエンサー自身が理解している事だと思います。 またその”理解”をしっかりインフルエンサーに対してヒアリングできる状況にあるかがインフルエンサーマーケティングの勝ちパターンにも繋がります。

フォロワー数が多いから良いのでは無く、フォロワーの求めている事を理解できているから良いマーケティングが出来、フォロワー数も伸びていくのだと考えます。

ミンツプランニングではインフルエンサーと実際に会って話を伺い、またその人のフォロワー属性を一緒に分析にする事によってインフルエンサーの価値を大きくさせ 、インフルエンサーマーケティングの効果を最大化させるように働きかけています。

 

拡大し続ける市場規模

「インフルエンサーマーケティングのターゲットは国内Instagramに何人いるのか」ここまで大きな枠で質問された事は無いですが、「◯◯系統のインフルエンサーマーケティングのターゲット層は何人くらいいるか」というような相談をよくされます。

そこで男女、年齢別で何人がインフルエンサーマーケティングの対象になるのかを色々な記事から数字を引っ張ってきて予想してみたいと思います。

「国内インフルエンサー人数」

「Instagram国内ユーザー数」

「インスタグラムユーザー数」

この辺りで検索した人にこの記事を読んでいただき、予想数字を改善していけたらなと思います。なので、是非数字に対するツッコミお待ちしています。

この数字を出す前提として…

 

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・Facebook社が出している2017年10月時点のInstgaramレポートを基準とする。

・あくまでレポートからの推測しかでき無いので精緻では無く、数字は仮説とします。

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早速いきましょう。

 

Instagram、国内月間ユーザー2000万人突破 ビジネス利用も活発

出典元:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1710/03/news064.html

 

出典元:https://s21.q4cdn.com/399680738/files/doc_presentations/FB-Q2’17-Earnings-Presentation.pdf

この内容をベースとします。

次に年代別のパーセンテージで2000万人を振り分けるとこんな感じになります。

 

Instgaramユーザー2000万人の年齢別アカウント数

数値対象:2017年11月時点

【年代別人数比】

全体 20,000,000 アカウント
10代 3,203,900 アカウント
20代 5,233,700 アカウント
30代 5,850,600 アカウント
40代 4,577,000 アカウント
50代以降 1,034,800 アカウント
企業アカウント 100,000 アカウント

出典元:https://lab.appa.pe/2017-06/instagram-2017.html

企業アカウント数についてはこちらの数値を参考にしています 

出典元:https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/

 

次にこの数字を男女別に分けていきます。

※企業アカウントは男女で分けると何のこっちゃかわからなくなるので除きます。

 

Instgaramユーザー2000万人の年齢別男女別アカウント数

【男女比率】

男性MAU(月間アクティブユーザー数)

全体 50.90% 10,129,100 アカウント
10代 8.60% 1,711,400 アカウント
20代 13.70% 2,726,300 アカウント
30代 13.90% 2,766,100 アカウント
40代 11.80% 2,348,200 アカウント
50代以降 2.90% 577,100 アカウント

 

女性MAU(月間アクティブユーザー数)

全体 49.10%  9,770,900 アカウント
10代 7.50%  1,492,500 アカウント
20代 12.60%  2,507,400 アカウント
30代 15.50%  3,084,500 アカウント
40代 11.20%  2,228,800 アカウント
50代以降 2.30%  457,700 アカウント

出典元:https://lab.appa.pe/2017-06/instagram-2017.html

 

という結果となりました。

この数字で驚くのが女性ユーザー数よりも、男性ユーザー数の方が多いという事です。

また、男女問わず40代の人のアクティブ率が10代を上回っている事が見受けられます。これについては予想外な結果となりました。

ただフォロワー数が多いユーザーやエンゲージメント率が高いのは圧倒的に女性ユーザーという業務を通じて感じている肌感です。

 

大枠の数字が出れば、どのターゲットに対してどんなインフルエンサーを起用してフリークエンシーを何回にするというマーケティング戦略が見えてきました。

次は実際に行った施策でどのような効果が出たのか書いていきたいと思います。

 

インフルエンサーが与えるマーケティング効果

 

Instagramを用いたインフルエンサーマーケティングではInstagramの機能としてコンテンツに外部リンクが貼れない事から、相関関係で効果測定する事がほとんどです。

(現在はInstagramのストーリーズという機能にリンクが貼れるため全てが相関関係ではありません)

これはマスメディアであるテレビの視聴率に近い考え方となるため、フォロワーへのリーチ数が効果測定の内の一指標となります。

アメリカの調査会社であるニールセンホールディングスではTwitterとテレビ視聴率の相関関係の調査で以下のような調査結果を出しています。

 

18~34歳の視聴者で、ツイート量が8.5%増加すると、視聴率が1%増加した。また、35~49歳の視聴者では、ツイート量が14.0%増加すると、視聴率が1%増加。

出典元:https://markezine.jp/article/detail/17486

 

1%の視聴率はアメリカの人口でいうととてもインパクトのある数字となります。

ミンツプランニングでもインフルエンサーが投稿した日に商品の売上が約24%上昇したという結果が存在します。

これはたまたまでは無く同月内に実施した4投稿全てに投稿と売上増加の相関関係が確認できました。

 

 

しかしこの結果については重要なポイントが存在します。

それは投稿した内容のどのポイントがキーとなって売上に繋がったのかという事です。俗に言うKSF(Key Success Factor:重要成功要因)です。

相関関係はあくまで相関でしか無く、もしかすると投稿された日が全て晴れていたから売上が上がったのかもしれません。

そこで、ミンツプランニングでお取り組みさせていただいている企業様と様々なタイプの投稿とKPI推移の解析を行うにつれて一つの要因を見つけ出しました。

この要因については”秘伝のタレ”とでも言うんでしょうか、弊社の強みの一つなのでお取り組みをさせて頂く企業様に共有させて頂きたいと思います。

相関関係から因果関係に。

この言葉を大切にしてインフルエンサーマーケティングを行っていきたいと思います。

 

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