Creative Planner_Yuka
最近、SNSで「MBTI診断」といった言葉を見かける機会が増えてきました。
定番となったMBTI診断が、いま”さらに深化”した新バージョンが登場し、大きな話題を集めています。
この新しい診断では、従来の性格分類に加えて、性格の“微差”や“本質的な特徴”まで読み解けるのがポイント。
SNSとの相性が非常に良く、気付けばタイムラインに自然と広がっているのも印象的です。
今回は、そんな MBTI64タイプ診断とはどんなものなのか?なぜ今SNSでこれほどまでに支持されているのか?
その背景を徹底解説していきます✨
目次
MBTI64タイプ診断とは?
まず、MBTIは次の4つの指標で性格を分類する診断です!
MBTIの基本4指標

E / I|エネルギーの向け方
E(外交的):人との交流でエネルギーがわく
I(内向的):一人の時間でエネルギーが回復する
S / N|情報の受け取り方
S(感覚的):事実や経験を重視
N(直観的):直感や未来のイメージを重視
T / F|判断のしかた
T(思考型):論理や客観性を大切にする
F(感情型):気持ちや価値観を大切にする
J / P|行動スタイル
J(計画型):予定を立てて進めたい
P(柔軟型):流れに合わせて動きたい
この4つの組み合わせにより、従来のMBTIは16タイプに分類されてきました。
64タイプはここが新しい!追加された2つの指標
MBTI64タイプ診断では、この4指標に加えて以下の2軸が追加されます。

A / T|アイデンティティ軸
A(自己主張型):安定感・自信がある
T(慎重型):繊細で自己調整が多い
C / S|社会性軸
C(協調型):周囲との調和を大切にする
S(自立型):自分の価値観やこだわりを重視
この計6軸で構成されるため、性格は 全64タイプに細分化。
たとえば同じENFPでも「自信があるタイプ」か「繊細で慎重なタイプ」かまで見分けられるのが魅力です✨
16タイプ診断との大きな違い
性格の解像度が、ぐっと高くなる
64タイプ診断では、従来より一歩踏み込み “内側の違い” まで可視化できます。
生年月日から読み解く「ライフパスナンバー」が加わる
さらに大きな特徴が、生年月日から導かれる「ライフパスナンバー」 を合わせて読む点です。ライフパスナンバーは以下を示すとされます。
・生まれ持った才能
・人生のテーマ
・苦手になりやすい課題
・精神的な成長の方向性
MBTIの「行動パターン」と、ライフパスナンバーの「本質」を重ね合わせることで、より立体的な自己理解ができる設計になっています。
SNSでMBTI系診断がここまで広がった理由
肩書として使える”わかりやすさ”
MBTIにはアルファベットとタイプ名があり、
・プロフィール
・ストーリーズ
・投稿のひとこと
としてそのまま使える“自己紹介ツール”として機能します。
「わかってほしい」気持ちを軽く表現できる
SNSには、深く語りたくはないけれど「自分をわかってほしい」という人が多くいます。
MBTIは、それを ライトな表現 に変換してくれるため、ちょうどいい距離感で自己開示ができます。
そのまま貼れるから、シェアのハードルが低い
MBTI系診断は
・スクショするだけ
・加工しなくていい
・文章を考えなくていい
という“シェア前提の設計”が強み。自然な拡散を生みます。
SNSマーケティングへのヒント
〜「シェアしやすさ」と「自分ごと化」〜
MBTI64タイプ診断の広がり方は、SNSマーケティングにおいて示唆が多い事例です。
・そのままシェアできる形が用意されていること
・自分に当てはめられる「○○診断」「○○タイプ」という構造
・「これ、私っぽい」と感じた瞬間に自然と広がる
無理に拡散させなくても、 “自分の言葉として使いたくなる設計”があれば、自然と広がる。MBTIはその代表例といえます。
まとめ
〜“わかってほしい”気持ちに、そっと寄り添う診断〜
MBTI64タイプ診断は、
・説明しなくても伝わる自己紹介
・重くならないライトな自己開示
・そのまま貼れるシェアのしやすさ
を兼ね備えた、今のSNSととても相性のいい診断です。
性格だけでなく、生まれ持った本質まで読み解く設計により、「わかってもらえた気がする」感覚を深く届けてくれます。
ミンツプランニングでは、このようなSNSトレンドから、ユーザーが“心地よく、自分らしく”発信できるコミュニケーションを日々探究しています。
小さな「わかってほしい」が、やさしく自然につながっていく——
そんなSNSの未来が、これからも広がっていきそうです🌿