PR Planner - Hina
2024年3月、「YouTube Music AI インキュベーター」の提供を、日本でも開始したことを発表しました👏
YouTube Music AI インキュベーターとは?
「YouTube Music AI インキュベーター」は音楽における生成AIへの取り組みを行っており、アーティストや作詞・作曲家、プロデューサーから直接、生成AIの活用について意見を伺うプログラムです。
YouTubeは、「表現する場所をあらゆる人に提供し、その声を世界中に届けること」が使命であると明示しており、この使命を今後も実行していくためにも AI は重要な役割であり、創造性を増強すべきものという見解を示しています。
「YouTube Music AI インキュベーター」の参加者には、Google DeepMindが開発した音楽生成AI「Lyria」への早期アクセスが提供され、生成AIを活用した楽曲制作の可能性を探ることができるようになります🎤🎵
Lyriaとは?
Google DeepMindとYouTubeが協力して開発した、楽曲制作に特化したAIモデルです。
Lyriaを活用することにより、下記の内容を行うことができます。
・楽器とボーカルを備えた質の高い調和のとれた音楽の生成
・出力される楽曲のスタイルや奏法に関する細かな設定
・プロンプト※1にアイデアを入力し、アレンジ作業
※1プロントとは:AIとの対話やコマンドラインインタフェース(CLI)などの対話形式のシステムにおいて、ユーザが入力する指示や質問のこと。
上記により、音楽ジャンルの融合やビートをメロディーに変更したり、ボーカルに適切なトラックを合わせるなどの作業が簡単に行うことが可能になります。
日本で「YouTube Music AI インキュベーター」が提供を開始されたことにより、「初音ミク」で知られるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が第一弾として協力しています。
さらに、同プログラムのグローバルパートナーであるユニバーサル ミュージック グループの日本法人とも緊密な連携によりパートナーシップが継続されると発表されています。
YouTubeが考えるAIとは?
YouTube は、AI が世界中の創造性を飛躍的に高める可能性に期待すると同時に、YouTube と AI の可能性は、音楽パートナーの成功があってこそ実現するものだと考えています。
アーティスト、作詞・作曲家、プロデューサー、そして業界全体をサポートしながら、ファンに価値をもたらし、クリエイティブな可能性を広げられるような形で、この新しい技術を活用していけるよう努めていくとコメントしています。
このプログラムにより、音楽アーティストの可能性を広げ、楽曲制作をサポートできる生成AI機能のさらなる品質向上に役立ちそうです✨
今後さらに拡大していく音楽業界の動向に目が離せないですね!👀
参考:https://youtube-jp.googleblog.com/2024/03/japanmusicaiincubator.html