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2024年5月、ショートムービープラットフォーム「TikTok」は、コンテンツの出所と信頼性に関することを扱う連合 であるC2PAと連携し、AI生成コンテンツに自動でラベル付けする「コンテンツクレデンシャル(Content Credentials)」機能を動画プラットフォームとして初めて実装したことを発表しました。
「コンテンツクレデンシャル(Content Credentials)」機能とは?
「コンテンツクレデンシャル(Content Credentials)」機能とは、コンテンツが「誰」によって、「いつ」「どこで」作成され、どのように編集されたかを確認できるメタデータです。
AIを取り入れることでユーザーの目を引くような創造的なコンテンツになるため、近年コンテンツにAIを取り入れることが主流になりつつあります。
しかし、ユーザーの中にはコンテンツがAIによって生成されたものであることを知らずに視聴している場合もあり、ユーザーを混乱させたり誤解を招いてしまうことが問題視されていました。
そんな事象を避けるため、TikTokでは、クリエイターがラベル付けを簡単に行えるツールを業界で初めて開発し、昨年からTikTokのAIエフェクトを使用したAI生成コンテンツにラベル付けすることを義務付けていました。
今回発表したコンテンツクレデンシャル(Content Credentials)機能は、他のプラットフォームで作成されたコンテンツに対しても即座に認識をし、自動的にラベル付けされるようになります。
現在は、画像と動画コンテンツに対して適用されていますが、近日中に音声のみのコンテンツに対しても適用される予定です。
今後について
今後数ヶ月の間にTikTokのコンテンツにもダウンロードした際に「コンテンツクレデンシャル」が付与され始めます。
そうすることで、誰でもTikTokで作成されたAI生成コンテンツを特定し、そのコンテンツが「いつ」「どこで」「どのように」作成または編集されたかを知ることができるようになります。
また、TikTokは専門家の指導のもと開発されたメディアリテラシーに関する教材を公開し、クリエイターがAI生成コンテンツや誤情報について正しく理解できるようなサポートも開始いたします。
TikTokへのコンテンツクレデンシャル(Content Credentials)機能の導入や新たなクリエイターへのサポートが開始されたことによって、今後はより安心してAI生成コンテンツを楽しむことができるようになるでしょう✨